個人で使う印鑑、実印・銀行印・認印を
あなたの好みにあった印材からお選びいただけます。
柘(アカネ)
薩摩本柘とよく比べられる「柘(アカネ)」は、海外産で柘に近い木(つまり柘ではありません)を
加工したものでシャム柘やアカネなどさまざまな呼び方があります。
薩摩本柘と比べると密度が薄く木目もやや荒いため堅牢性には劣りますが、印材としては問題ありません。
計画的な伐採と植林で生産量がコントロールされている薩摩本柘よりも、安価で流通量の多くお求めやすい価格が好まれています。
薩摩本柘(さつまほんつげ)
木製の印材としては古くから親しまれている柘。中でも最高級の鹿児島県産ツゲ原木から作られたものが「薩摩本柘」です。
木の成長が遅く目がしっかり詰まっているため、柘(アカネ)に比べるとキメが細かく上品な色合いです。
黒水牛などに比較すれば堅牢性には劣りますが、キメの細かさの違いがはっきり分かるほど繊維の密度が高いので、朱肉が馴染み易く捺印しやすいのが特長です。
一般的な印鑑として広く愛用されていて手頃に入る印鑑としても人気の印材です。
彩樺(さいか)
地球の環境問題に取り組み、未来に残す新しい木材として開発された印材です
。
北方寒冷地で産出されるバーチ材(真樺)とフェノールレジン(樹脂)を高圧加熱処理することにより、
木のぬくもりを保ちつつ天然木より繊維の密度があり遥かに硬度が高く、彫刻時の感触は黒水牛に近い硬さを感じられます。
耐久性に優れ、歪みやひび割れに強い印材となっています。
独特の風合いある木目と暖色系の色彩から、女性に人気が高い印材です。
色は、ブラック、ナチュラル、レッド の3色からお選びください。
楓(かえで)
「楓」は北海道の板屋楓とカナダ産のハードメイプルを使用した、環境との調和に配慮したエコ印材です。
広葉樹の楓材に無害なアクリル樹脂を真空含浸させ耐久性を高めており、圧縮材とは異なる製法ですが、同程度の硬度があり表面には独特の光沢があります。
木目を自然そのままを活かした風格ある印材で、ときには虎目の美しい模様が楽しめ上品さが人気の商品です。
智頭杉(ちづすぎ)
日本有数の天然杉の産地である鳥取県智頭町の杉で作られる木工品の加工時に発生する端材を再利用した地球に優しいエコ印材です。
柔らかく密度差の大きい杉材を、高圧水蒸気を用いた圧密化加工をすることで、比重を高め、印面の堅さや高い均質性を実現しています。
天然素材を100%活かし、木目の美しさと自然の風合い、ほのかな杉の趣きある香りが癒しを与えてくれる人気の印材です。
神楽ひのき(かぐらひのき)
島根県産の檜(ひのき)の間伐材や端材など未利用材を利用した地球に優しいエコ印材です。
智頭杉同様、圧縮形状を永久固定する圧密加工技術を用いた加工を施すことにより比重を高め、優れた堅牢性や質感を兼ね備えております。
天然素材ならではの檜特有の優しい癒しの香りとぬくもりある質感が特徴です。
黒水牛【染・芯持】
黒水牛は印材として昔から最も好まれています。黒い威厳のある印鑑といえば、「黒水牛」です。
黒光りした美しさがあり、朱肉との相性や耐久性などの面でも優れており、見た目の高級感を兼ね備え、象牙などの高級印鑑よりはるかにお求めやすいお値段という点で、特に実印としてお作りになる際にはオススメしたい印材です。
はんこ以外にもボタンや包丁の柄、料理ばしなどに利用されることもあり、アクセサリーとしても愛用されています。
「黒水牛」はお求めやすいお値段以上に満足感の得られる印材です。
オランダ水牛【中色】
オランダ水牛の中でも「ふ」の混じりが多く、最も個性的な模様を楽しめるのが[中色]です。
オランダ水牛の中では最もお求めやすいお値段ですが、「ふ」の混じり方は1本1本がさまざまです。
耐久性などの機能面には基本的に差はなく、個性的な色合いを楽しみたいかたにオススメの印材です。
オランダ水牛【色上】
オランダ水牛は、男性女性問わず人気の高い印鑑材料で、
美しい飴色に「ふ」の茶縞がさりげなく入った等級が「色上(いろうえ)」となります。
茶縞の部分が比較的少なめで、オランダ水牛の魅力を感じることのできる等級とも言えます。
お値段も品質とのバランスが良く、最もオススメしやすい等級です。
印材に入る「ふ(茶縞)」の少ないものほど希少価値が高く、当店ではオランダ水牛(色上)と
特に数少なく透明度が高く美しい「特上」といわれる極上品も扱っております。
「特上」では、気品のある美しさから贈答品にもよくお選び頂く高級印材です。
オランダ水牛【特上】
オランダ水牛は、黒水牛と並んで水牛の角を加工した印材で、男性女性問わず人気の高い印鑑材料です。
オランダ水牛の中でも【特上】は「ふ(茶縞)」が殆ど入らない「白上」とも呼ばれる希少価値の高い印材です。
透明感のある独特の美しさから、ご結婚の際に奥様に贈られるなど、贈答品としても人気の高い良材です。
耐久性や朱肉との相性も良く、一生ものの印鑑として申し分のない素材です。
琥珀【琥珀樹脂】
琥珀とは、数千万年~数億年前に地上に繁茂していた樹木の樹脂が 土砂などに埋もれ化石化したもので、
いわば「樹脂の化石」地上最古の芸術品です。
ヨーロッパでは「幸せをもたらす石」「人魚の涙」、「太陽の石」などと呼ばれ、身を守り幸運を招く石として信じられ身につけてお守りにもされました。
また琥珀をプレゼントすることは、「幸福を贈る」という意味を持ち、積年の愛が花開くとされています。
美しいその輝きと神秘的な色合いゆえに本象牙に並ぶ高級印材として愛されています。
※琥珀印鑑は強度を保つ為に、琥珀と高硬度の人口樹脂を合成し強度を高めています。
ブラストチタン
宇宙工学や先進医療に活躍している先進のマテリアル超金属・チタンの印鑑です。
新世代の素材・チタンはプラチナをしのぐ耐食性と落ち着いた風合いを活かした、シンプルでスタイリッシュな仕上がりの個性際立つ印鑑素材です。
ブラストチタン印鑑は純度99%以上の純チタンの表面を少しざらつかせる「ブラスト加工」を施し、手にしっくりくる質感に仕上げています。